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デザイン と モノ作り


山極 博史 の デザインな毎日
by yamadesign
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かんさいいすなう

大山崎山荘美術館にて関西の作家30人による椅子展
「かんさいいすなう」が始まりました。

大山崎山荘美術館と言えば、とてもロケーションもよく山荘を美術館にした山の手に建つ
空間です。
とてもすばらしい建築も見るだけで楽しく、その新館は安藤忠雄さんによるもので
その対比もほどよくここちいい空間となっています。

そして、そのオープニングパーティーが行なわれました。
知事や学芸員さんのお話からはじまり、美術コレクターとしてしられる
芸人おかけんたさんの楽しいトークなどもありました。

今回の企画展は、美術館が選抜した30人ですが
大御所で工芸の世界でトップクラスの方々から僕たちのような
若手の作り手(世間ではさほど若くないですが、この世界ではまだまだ若手です。。)
まで様々です。
最初、僕が選ばれたのも不思議な気がしたので
ちょっと学芸員の方に聞いてみたら
以前に入選したコンペの作品を見てくれていたようで、
そこから椅子を選定するに至ったということでした。
出していてよかった、見てる人はいるもんだと感じました。。

そんな展示ですが、
工芸品、日常道具、美術品、それぞれの考え方が椅子の形に
表れています。

いままで、ここまでの工芸方面の方々の作品を見る機会もなかったので
なかなか見応えのある展示となっています。
かんさいいすなう_d0107562_726378.jpg

普段は座り心地は、使い勝手はどうか、といった道具としての見方で
椅子に接していますが
美術品としての椅子というものの考えかたにも触れ
どちらかというと、その方面の椅子には感心は薄いのですが
ここまでやりきっているモノに関しては感動もあります。

そんな、椅子という切り口の展示です。
美術館に入るだけで歴史を感じるので
よろしければお出かけください。
9月までというロングスパンでやっております。。

「かんさいいすなう」はこちら
by yamadesign | 2011-06-23 07:28
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